「催情記」☆みみ(耳)の事

☆みみ(耳)の事

 

あか(垢)をよく取たしなむべし

さながらふるいけ(古池)にくさ(草)ばうばうたるに鳥けだもののふん(糞)かかりたるやうにてみくるしき(見苦しき)者也

あかを能とり御たしなみ有べく候